子どもを自然の中で遊ばせることの難しさ

今は本当に自然の中で子どもを遊ばせるということが困難な時代。

「木の枝は持たせるな」

「石は動かすな」

「葉っぱは散らかすな」

どうやって遊ばせろと言うのだ。

私が、子どもたちを遊ばせる時に、管理されていない所を好むのはこうした理由もある。

それでも、誰もが入れる、誰でも使える場所にこだわるのは、滝山ネイチャークラブの森のようちえん、自然遊びが、多くの人に広まるといい、誰でもマネできるものを広めたいという思いからだ。

誰もが入ってこれないような囲われた環境に子どもたちを入れておけば、よそから文句を言われることもなかろう。

でもそれでは、普通のお父さん、お母さん、他の多くの園が出来ないものになってしまう。

それでは森のようちえん、自然遊びが特別なものになってしまう。

そうではなく、本当は誰もが自然の中で子どもを育てていい。

こんないいことをもっと多くの人に知ってもらいたい。

だから身近な自然にこだわるのだ。

そんな自然の中で行う教育を受け入れてもらうためには・・、

発信していくのだ。

伝えていくのだ。

どんなに子どもにとっていいものか、語っていくのだ。

そう思う。

自分の課題でもあると思うのが、正しさより楽しさ、眉間にしわを寄せて腕を組んで言うのではなく、ユーモラスに、笑って伝える。

それをやっていきたいと思います。

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