チームで行う保育

大変な時は全員でやる

これはどういうことかと言うと、保育って基本的にチームでやるって思ってた方がいい。

個人プレー、個人競技じゃないんですね。

団体種目なんです。

スポーツで言うと野球型というよりはサッカー型をイメージするといい。

ポジショニングによってゴールキーパーやフォワードなんて役割があるけれど、ここぞって時にはゴールキーパーも前線に出てこぼれ球を拾ってシュートを打つ、フォワードだってピンチの時には自陣のゴール前まで戻って必死になってゴールを守るんです。

そんなイメージ。

保育もそう。

役割分担もいいけど、大変な時には全員で必死になってやるんです。

現場の園長先生は、園長であっても必要な時には子どもと一緒に遊び、子どもの世話をし、必死になって全体を見ているものです。

現場の保育者も同じく。

大変な時には必死になって子どもを守り、全員で保育するんです。

なぜなら、僕たちは子どもと関わり、子どもを守り、子どもが成長することをサポートするために保育者となったんですから。

チームプレイであっても、プレーヤー一人ひとりが、自分の仕事に誇りとやりがいを持って実力を最大限に発揮して、高い成果を求める向上心が必要です。

その上で、個人の能力の差というのはあると思います。

ある程度は仕方がないことです。

現状において能力の差、技術力、経験値が低くても責めてはいけません。

責めるのは、向上心もなく、やることをやらない言い訳や怠慢です。

不満や愚痴ではなく、夢や希望を語り、実際に動く保育者はそれだけで素晴らしいと思います。

その人は必ず成長するからです。

動くことで成長する。

大変な時に仲間を助けるチームは安全性が高い。

そんなチームでありたいと願います。

私はそんな職業を作りたいと思っています。

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