Playful Pedagogy(楽しい遊びを通した教育)に、Guided play(対象に応じて働きかける遊びを通した教育)が欠かせません。
教育的な意図やねらい、目的を持って保育者は子どもと環境に働きかけます。
状況に応じて環境や体験を都度、再構成する能力が求められます。
今、社会的に体験の機会が乏しい状況があります。
危険を避けて、体験を中止せざるを得ない状況もあります。
しかし、それでも私たちは「どうやったら子どもたちに体験の機会を届けられるか」実現に向け、工夫して、努力します。
今ある状況下でどうやったら体験させられるか最善を尽くします。
リスクの語源はリスカーレ(困難に挑戦する)ということを聞いたことがあります。
私たちは教育というあえて困難に挑戦する道を選びました。
危険を回避するだけでなく、どうしたら教育の目的である「人格の完成と平和な社会の創造」に寄与できるか、挑戦したいと思います。
コロナ禍において、子どもの主体性を尊重しながら安全に体験させるには、Guided playの実践が必要だと感じます。
大人主導の課題を与えるDirect playでもなく、子どもの興味関心を観察し、適切に環境に働きかけるGuided playの実際をお伝えしていきます。
滝山ネイチャークラブ
森のようちえん
代表 堀岡 正昭