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滝山ネイチャークラブ代表 が更新を投稿 2019年11月6日 8:55 AM
大切なことは毎日言ってもいい。
滝山ネイチャークラブは人権を守ることを求めます。
子どもの人権、自分自身の人権、みんなの人権。
人は自分がされたようにしか他人に出来ません。
それが当たり前のようになっていると人権を侵害したり、されたりしていることに鈍感になってしまいます。
(これは嫌いだな。食べたくないな。)
という気持ちを受け止めてもらえず、無理やり食べさせられてきた人は、子どもにも「あなたのためよ」と言って、子どもの気持ちを受け止めようとせず、無理やり食べさせようとします。
子どもには人権があり、あなたにも人権があります。
(嫌だな)という感情も表明してもいいのです。
「じゃあ、嫌いなものは全部食べなくてもいいんですね。」
それは違います。
ありのままを受け止めても、そのままで放っておいていいわけがありません。
「嫌いなんだ。じゃあどうしようか。」
ときちんと子どもと向き合うことが大事なのです。
このような人権教育を広めないといけません。
子どもは監視・管理する対象ではなく、主体的な存在として(食べたくない)という権利も(食べない)という権利もあります。
大人はそれを(あなたのため)という大義名分を作って子どもの気持ちを受け止めず、無理やり食べさせるということをしてはいけません。
(食べたくない)という気持ちを受け止めて、子どもが(どうするか)考え、行動する手助けをしてあげたいと思います。
これは実際にはとても大変な作業です。
「大勢いたら出来ません。」
となるかもしれません。
それでも滝山ネイチャークラブでは、教育の質、保育の質を高めていくことが自分たちの願いです。
「大勢いるから出来ない」という言い訳を排除し、働きかけの質を高め、子どもの権利と自分たちの権利、みんなの権利を守ることを目指していきたいと思います。