プロのスポーツ選手もピアニストも、日々練習をします。
保育者はいつ練習をするのでしょうか。
保育も技術なので、トレーニングすることで上達することが可能です。
バッティングフォームを録画して、フォームを改善するように、保育現場の写真を撮ってそれを見返すことで保育の改善につなげることも可能です。
さらに重要なのが、撮るという行為もさることながら、撮った写真を選別するという作業が、自身の保育観の発見や再認識、ブラッシュアップにつながります。
この時に、仕事だからとか、義務だから、やらされ感でやっている人は向上しません。
プロは、自身の技術向上のために前向きに取り組みます。
これを滝山ネイチャークラブでは、日々の活動終了後、ブログを作成することで行っています。
繰り返し行うことで、自身の保育が再現可能な技術として身についていくのです。
現在、保育ドキュメンテーションやポートフォリオと呼ばれているものも、このブログ作成と同じように、写真に言葉を添えて、保育を伝えていく手法です。
保護者に保育を伝え、子どもの成長を喜び合うという意味の他に、保育者自身の技術向上という意味も含まれてくるのです。
技術を高め、自身の価値を高める
そう捉える人は必ず向上します。
ぜひトライしてみましょう。
注:補足として、子どもの写真を見返すことで、その子の理解を深めることを助けます。その子の多面性を発見し、保護者やスタッフ間で共有することは喜びでもあります。写真を選ぶことは、その子の良さを発見すること。親御さんの気持ちって、きっとそんな感じなんでしょうね。
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭