滝山ネイチャークラブの森のようちえんでは、ほとんど「ダメ」という言葉を使いません。
野外での活動ですし、子どもたちの「やりたい」を保障する活動ですから、結構、危ない場面も多いのですが、スタッフは本当に「危ない!」「ダメ」という言葉を使いません。
その代わり、子どもたちの近くで見守ります。
時に支え、時に励まし、時には制止し、対象や状況によっては禁止することも実は、あります。(実際は、禁止するよりは、「こうしよう」とか安全な方法を提案することが多いと思いますが)
こうした体験の機会を保障し、勇気を持って体験させるということが私たちの役目です。
「危ないからダメ」と言って一律に禁止するのは簡単ですが、それでは育てることが出来ないのです。
様々な動作を自ら行い、健康でしなやかな身体を作ります。
柔軟で力強い体を作ります。
ケガを恐れず、勇気を持って体験させる。その使命感と目的意識が必要です。
後は労力を厭わず、積極的に体を使って動くこと、ただそれだけです。
ソトアソビスクール、滝山ネイチャークラブ代表
堀岡正昭
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