5つの働きかけ(援助、提案、モデル、躾、調整)
援助。適切な援助が必要です。
提案。「やってあげちゃいけないんですよね。だから、提案もしちゃいけないんじゃないんですか!」と言うけど、提案しちゃいけないこと、ない。
むしろ、積極的に提案してあげなくては。その提案がどうだったかは、子どもの反応を見て、振り返る必要はあるけど、違っていたらやり直せばいい。
モデル。大人は子どもにとってモデルです。良いモデルになりましょう。
躾。交通ルールも食事のマナーも教えないと子どもは分かりません。そうした生活指導としての躾は必要です。
森のようちえんだからって、廊下バタバタ走って、子どもが主体的?違いますよね。
ただし、そのときは禁止や命令ではなく、「走っちゃダメ!」から「歩きましょう」「ゆっくり歩いて」となる。
調整。場と関係の調整。つまり、これが環境設定となる。
物理的に環境を構成していくにはセンスと経験も必要です。
また、人間関係の調整こそ、もっとも難しい働きかけかもしれません。
喧嘩の仲裁に始まり、仲間作り、協働体験へとつなげるにはより良い先輩方のモデルと熱い語りも必要かもしれません。
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