理念と活動の間を埋めるもの

スタッフによく言われるのが、「ほりさんのやり方は、理念と言った目標設定だけで、やり方を示していない。」「方法は様々でいいと言うけど、考える視点や判断基準がないとどうやっていいか分からない」ということです。

滝山ネイチャークラブの理念

確かに理念経営、理念保育と言って、大きな目標、方向性の話だけして、後はスタッフ一人一人が考える、という指導方法だけど、判断基準が分からないとやった後でそれは違うと言われたら疲れてしまうと言うのもよく分かる。

僕としてはその判断基準も自分自身で探って欲しいというのが本音だけれど、会社として、組織としての行動指針、判断基準は示しておかないといけないとも思う。

個人の幸せを社会の幸福につなげ、個人の成長がみんなの幸福につながる会社は成功し、社会に貢献出来るものと考えます。

その会社の理念を森のようちえんという具体的な事業を通して、より効果的に実行していきたいと思います。

滝山ネイチャークラブ行動指針

理念と具体的な実践の間を埋める中間的な目標、計画、方法の話をして欲しいとも言います。

ほりさんの話は大きすぎる、と。

確かに理念から具体的な活動に至る思考や判断基準を明確にしておかないと、やっていることは同じなのに、何か違う、長くやっていくと大きな違いになってしまうということはあると思います。

その時の要素として重要なのが、多角的に捉えるということではないかと考えます。

「安全が一番なんですよね。」

確かに安全が一番ではあるけれど、会社として経済性も考慮して欲しい。

経済性ばかりではなく、子どもの利益として教育的かどうかということもとても重要なことだ。

それらの決定が社長一人の独断ではなく、社員一人一人が主体的となって捉え、民主的に合意形成されることも必要なことだ。

これらの視点を同時並行的に行って欲しい。

「ほりさんの言っていることは分かるけれど、社会的にはこうだと思いますよ。」

そんな苦言を呈してくれるスタッフがいることが有難い。

僕もどこかに偏る。

そんな時に社員全員で多角的に物事や社会事象を捉え、目指すべき理念、一人一人の幸せとみんなの幸せにつなげる会社でありたいと思います。

社会的信頼と事業の継続性、森のようちえんという質の高い教育の普及に貢献するためにも滝山ネイチャークラブは会社として、組織的に事業を進めてまいります。

合同会社 滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡 正昭

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