無条件の愛

サンタを出汁に子どもを躾けてはいけません。
「良い子にしていないとサンタさん来ないよ」
サンタさんは条件付きでプレゼントを持ってきません。
「良い子にしてないとプレゼントあげないよ」
ファンタジーの世界を大事にしてあげるということと、条件付きで子どもを愛するのではなく、無条件で子どもを愛するということがとても大事なのです。
この際、どう育ってきたかということは関係ありません。時代を担うリーダーに、人間に対する不信感を募らせるようなことは決して、しないでください。
あなたは愛されている。無条件で愛されている。実感として感じるかどうかはともかくとして、確実にあなたは愛されている。そのままのあなたを愛してくれる人がいる。その愛を、目の前の子どもたちにも振りまいて欲しいのです。
だから、サンタを出汁にして子どもを躾けるようなことはしないでください。それは全く持って効果がありません。「あなたが愛してくれるなら、私も愛する」なんて条件付きの愛ではなく、例えあなたが聞き分けのない悪い子であったとしても、それでも、私はあなたのことを愛するわ、という無条件の愛を、目の前の子どもにも分け与えていただきたいのです。

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