民主的で平和的な社会を目指して

私たちはこの度の「安全保障関連法案」採決の無効を訴えます。
政党や立場を超え、民主主義と平和主義を訴えます。
私たちは子どもたちに「主体的であれ」と育てています。
私たちは自由と平等の主権者として、声を上げる責任があると思います。
「せんせい、ぼくたちにいっていることとちがうよ」と言われないように、保育者としての責任を果たします。
子どもたちにいつも、「言葉で解決しようよ」と諭しています。
私たちは対話の力を信じ、言葉で、対話を持って、問題を解決していく道を採用します。
武力で問題は解決しない。
年長児の彼女がこう言います。「叩いちゃだめなんだよ」
「やり返しちゃだめ」「ちゃんと言いな」
「でも誰誰ちゃんが叩いてくる」
「それでも叩いちゃだめなんだよ」
やられ損ではありません。それでもあきらめない。友だちを信じる。
「人に云うと書いて伝える。人に言うと書いて信じる。伝えることは信じること」
「でも」「だって」と言い訳しない。
子どもたちに普段言っていることです。
将来、この子たちやそのまた子どもたちに、「せんせいたちがちゃんと考えて行動してくれなかったから、日本は戦争する国になっちゃったんだよね」と言われないように、今、行動します。
私たちはあのような非民主的で暴力的な採決を断固として認めることは出来ません。
また個人攻撃もいけません。感情ではなく、論理的に、一つ一つの法案をしっかり議論しましょう。
それらをしないで、勝手に変えたり、いばって決めてはいけません。
みんなが「待って」と言っているのに、勝手に行くのは自分勝手です。
何でも「反対、反対」と言っているのではありません。
民主的、平和的に、対話を重ねましょう。それが民主主義です。
それが平和国家の日本です。
私たちはそのような国で、子どもと関わり、日々、保育しています。
滝山ネイチャークラブ 代表 堀岡正昭

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