幼児のチアノーゼについて

8月19日(水)、この日八王子市内は35度近い気温でしたが、写真の環境下で水温20度、気温32度、快適に過ごしていました。

30度以下の気温で20度以下の水温での水遊びは幼児には不適切です。

水温が18度を下回ると大人でも長時間入水は困難です。

身体の表面積が小さい幼児はすぐにチアノーゼになります。

寒さで血液の循環が悪くなり、血中酸素濃度が低下します。

真っ先に唇が青紫に変色し、身体が震えます。

すぐに水から上げて、身体を温めましょう。

症状が軽く、気温が30度以上なら日向で身体を休めることで回復するかもしれません。

それでも改善が見られない場合は、水着を脱がして着替えさせましょう。

気温水温はあくまで目安です。

大事なことは目の前の子どもの状態です。

一緒に遊び、観察することで子どもの変化に素早く気づくことが出来ます。

 

夏の思い出は楽しい思い出にしましょう。

ライフジャケットを着て、水難事故から子どもを守りましょう。

子どもを観察し、子どもの健康を守りましょう。

子どもと一緒に自然を楽しみ、「楽しかったね」と言える思い出にしましょう。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡 正昭

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