教科カリキュラムから経験カリキュラムへ
幼児教育においては小学校以降の教科カリキュラムは合わないのです。
「○○は何時何十分から何時何十分まで」と時間と学ぶ内容が教師によって決められているカリキュラムではなく、「もっと勉強したい!」と思ったらとことん勉強できる仕組み、学ぶ内容も自分で決められる仕組みです。
「そんなの無理」と現場の先生は言うかも知れませんが、幼児教育においては経験カリキュラムこそが基本なのです。
学ぶ内容は子ども自身の興味関心で決められる。
学習時間も子ども自身の集中度合いで決められる。
遊びを通して学ぶとは本来そういうことです。
これは小学校以降の公教育のやり方を批判するものではなく、幼児期においては教科を教える指導ではなく、遊びを通して子どもたち自身が学ぶやり方の方が、幼児期の特性を知るならば合っているということです。
しかしながら、幼稚園・保育園の現場においても経験カリキュラムが徹底されているとは言い難い現状があります。
「何時になったから片付けて」
「今は○○をやる時間でしょ。」
こういうことを言うと「ほったらかしにしていたら子どもは何もやらない。」と言う人がいますが、果たしてそうでしょうか。
子どもは実に主体的に生きています。
「大人の言うことを聞かせないと収拾がつかなくなる。」
何も働きかけなかったらそうなるかもしれません。
大人が何もしない方がいいということではありません。
経験カリキュラムにおいて、子どもが自ら主体的に遊びに取り組み、効果的に学びの時間にするには大人の側の積極的な働きかけが欠かせません。
大人の働きかけ方の質が問われているのです。
何もしないで見ているだけというのは放任です。
問題行動がないか見守り、悪いことをした時だけ関わるのは監視員と同じです。
子どもの発達特性とそれぞれの子どもの個性・行動特性を理解し、適切に働きかけないと事故や怪我の心配がつきません。
学習の集中度合いに応じて適切に働きかけていく力が必要なのです。
滝山ネイチャークラブが森のようちえんにおけるノウハウをすべて公開しても、この「学習の集中度合いに応じて展開する技術」はなかなか真似できないので、出し惜しみせず全てお伝えすることが出来ます。
これが出来れば、子どもは「楽しい!」と欲求が適切に満たされて満足でき、保育者も不要にイライラしたり、怒ったりすることなく活動を展開でき、保護者の安心にもつながるのです。
滝山ネイチャークラブの森のようちえんが「楽しい!」と言えるのは、子どもたちの集中度合いを見極め、「楽しい!」と満足するまで遊びを保障するからです。
その技術を身に付けさえすれば保育者は子どもを無理やりコントロールすることなく、子どもも楽しい、保育者もイライラしないでやりがいを持って保育できる、しかも保護者の満足も高く、社会に貢献できるというものです。
ソトアソビスクールではそのノウハウ、技術を余すところなくお伝えします。
ぜひ門を叩いてみて下さい。
なりたい自分になる。
滝山ネイチャークラブ
ソトアソビスクール
代表 堀岡 正昭