「子どもって・・・」
私たちは、実は案外子どものことを知らないのではないでしょうか。
(どうしてこんなことするんだろう)
かつては自分たちもそうだったのに、いざ大人になると子どものことが分からなくなるものです。
もしもその子どものことが理解できたとしたら、大人ももう少し楽になるのかもしれません。
子どもには子どもの行動特性があります。
その行動特性を理解すれば、大人のいらいらも少なくなるかもしれません。
子どもには発達特性というものがあります。
それを理解すれば、子どもに無理難題を押し付けることもなくなるかもしれません。
脳科学の研究が進み、子どもの感情とコントロールに関することが少しずつ明らかになってきました。
私たちはその科学的知見に基づく対応を知っています。
少しずつそれらを広め、笑顔で子どもと関わる大人が増えることを願っています。
凧揚げは子育て
突飛なことを言うと思うかもしれませんが、凧は風を受けてぐんぐん空に舞い上がっていきます。
子どももやる気さえあれば、ぐんぐん成長していきます。
親や教師、周りの大人は、無理矢理に紐を引っ張って、凧を引きずり回すことをしてはいけません。
風を読んで、風が来た時に少し風に乗せてやる。
風を受けた凧が引っ張られたら少しずつ糸を出してやる。
後はどんどん糸を出してやれば凧は大空へと舞い上がります。
風がやんで凧が落ちてきたら、少し糸を手繰り寄せてやればいい。
糸は子どもと親を結ぶ心の糸です。
子どもを押さえつけたり、親の思うようにやらせるのではなく、子どものやる気を引き出して、成長を阻害しない。
良い時ばかりじゃなく疲れて、「お母さん、抱っこ」となったらよしよしと抱きしめてあげればいい。
ハウツーだけではだめですが、凧揚げに子育ての本質があるように思うのです。
1月の親子遠足、「凧揚げに挑戦」では、疲れない凧揚げをお伝えします。
引っ張りまわして傷ついて壊れない凧揚げ。
気が付くとぐんぐん上がる凧揚げを楽しんでみましょう。
凧はこちらでご用意します。
冬でもソトアソビ。
ソトアソビを楽しむ心をお持ちください。
滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭