子どもが部屋を出ていく理由を、「子どもが行きたいから」と、子どもの欲求がそこにあるかのように、向き合おうとしない。
本当に、子どもが「そこに行きたい」のなら、構わないし、むしろその欲求を適切に満たしてあげることが我々の役目だろう。
しかし、子どもは「部屋にいたくないから」、「部屋がつまらないから」、部屋を出ていくとしたら、どうだろう。
だとしたら、それは子どもの欲求を適切に満たしているとは言えない。
本当のところは子どもに聞いてみないと分からない。
でも、子どもに限らず、人間は所属している所に安心して「居たい」という欲求があるのではないでしょうか。
子どもの行動を観察するだけでは見えてこない、彼らの心の内面の変化を見て捉え、彼らの気持ちに寄り添ってあげることは、行事よりも何よりも大事なことではないでしょうか。
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