初めは、今で言う2日目のお店屋さんだけだったんです。
だから、おまつりごっこも1日だけ。
でもね、「これ、おまつりごっこじゃないじゃない。お店屋さんごっこじゃない?」と思ったんです。
そこで私は日本全国津々浦々の祭りという祭りを研究したんですね。(そんな大袈裟な・・。)そこでたどり着いた結論が、「日本のお祭りの3要素には、『踊り・担ぎ物・お店屋さん(屋台、夜店など)』がある」ということでした。
元来、お祭り好きの越中富山、港町新湊の生まれ。祭りに関しては譲れないものが!
最初に提案したのが、地元新湊の誇りでもある、曳山!
当時、「使ってないから良いよ。」と使用許可を当時副園長の現理事長にこぎつけて、得意のダンボールで作ったのがこちら。
次の年は長崎の長崎くんち。
何故、長崎くんちかは「僕がやりたかったから。」
その次にいよいよやりたかった、踊り。
でも、小学生に「盆踊りやろうよ」と言っても「格好悪い」と言われるに決まっていると思ったので、越中富山の麦屋節を提案したんです。ビデオを見せて、「これ、やんない?」なんて言ってやらせました。すると「先生、これ、渋い」なんて乗り気に。
もちろん、笠なんて買う予算もないので、自分たちでマイ笠を自作。
ビデオ見せて、振り付けも指導して、女踊りや
男踊りもあって、細かいところはいい加減なんですが、
当日は、前座という形で保育園児たちの前で披露することが出来ました。
ここまで書いて、「確か、おみこしもやったよなぁ。」と思ったんですが、なんせ今から15年ほど前、デジカメもみんな自前だったんです。写真が見当たらない。
「おみこしとか、盆踊りとか、大変なこと前例作ったの、お前かい!責任取れやっ!」
とお叱りを受けそうだったので、取りあえずアップ。
楽しいこと、やんなきゃね。
楽しいということを感じる、どうしたら楽しいか考える、そして自分たちで判断して、主体的に環境に働きかける。
それが、保育の醍醐味なのよん。
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