話を聞く子

いつもお付き合いいただきありがとうございます。
今日の父母講座、午前の部のテーマは「話が聞ける子」でした。
八王子は保幼小連携の先駆けを行く自治体でもあります。先日も小学校の校長先生たちとの会議で、「幼稚園・保育園で『話が聞ける子』にしつけてきてください。」という校長先生のお話がありました。私たちはこの「話が聞ける子」の中身を問題にしなくてはなりません。「大人の言いなりになって、黙って45分間座って話を聞く子」だとしたら、私たちは、「教育の目的は人格の完成を目指すこと」だと主張しなくてはいけません。

何故、話を聞くのか。その人の話を聞きたいから、話を聞く必要を感じるからです。
子どもたちは魅力ある人の話、おもしろい話、ためになる話は静かに集中して聞きます。だから現場の保育者は子どもたちが聞きたくなる話、聞く必要がある話を幼児の発達特性を理解して話します。
そんな保育者の話は本当に聞いています。
また、「先生の話はおもしろい」「先生のところに集まるといつも大事なお話をしてくれる」経験を重ねた子どもたちは、先生の側に集まる意味を理解しています。
そんな集まる意味を理解して、先生の話に興味を持って聞いてくれる子どもたちであって欲しいと願っています。またそうであるように話し方に工夫していく自分たちでありたいと思い、精進していきたいと思います。
ぜひ保護者の皆様には、「話が聞ける子」と言われたときの中身についてチェックして、自分たちの子どもたちがどんな教育を受けて、そしてどこに向かっていくのか見極めていただくよう、切にお願いいたします。
教育は平和で民主的な社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な子どもの育成を行うべきものです。
子どもたちには知的探求心をフルに発揮して、知的欲求にどん欲に授業に取り組む「話を聞く子」に育てていきたいと思います。
平成29年2月5日
滝山ネイチャークラブ代表堀岡正昭