子どもの行為を肯定的に捉える
「そうですよね。肯定的って大事ですよね。」
そう思っていても、出来ているかというと途端に難しくなります。
「せんせいー、お絵描き出来たよー」
「そう、でもここもっと描いてみたら?」
「せんせいー、見て見てー、虫捕まえたー」
「かわいそうだから、逃がしてあげたら?」
気持ちは分かるんです。
でも、第一声は肯定的に返しましょう。
「そう。そうなんだね。」
余裕がないとそんな悠長なことは言っていられないかもしれません。
子どもとのかかわりは習慣形成なので、正しく努力しないと変えられません。
まずは子どもの行為を肯定的に捉える訓練をして、目をつぶっていても肯定的に返す習慣を身に付けましょう。
その次に、指導や注意と言うことはあると思います。
子どもの問題行動に対する行動変容というのも、自分のことを肯定的に捉えてくれる信頼できる先生の存在が大きく影響します。
私たちは子どもを変えることの前に、自分自身を変え、子どもを肯定的に捉えるようにしたいと思います。
大人も自然体験、野外の経験を積む
火を見る経験、自然を感じる体験の量が今、足りていません。
大人も子どもも体験を通して感じ、学び、獲得していく経験にしましょう。
子どもたちと一緒に雨の日を体験し、タープの貼り方、ロープの結び方を学びましょう。
最初は難しいロープワークも、まずは一つだけでいいから、くり返しくり返しやってみることで必ず身に付きます。
大人も子どもと一緒に自然体験。
雨を感じよう。
自然を感じよう。
子どもと一緒に楽しもう。
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭