感覚過敏について

「見る・聞く・においをかぐ・味わう・触れる」といった感覚に敏感な子どもがいることが分かってきました。

昔から保育現場では、音に対して敏感な子どもがいることはよく言われていました。

大勢の子どもが集まってガヤガヤしているのが嫌でお部屋に入ってこれない子どもがいることは理解していましたので、そんな子どもは無理やり集団に入れるのではなく、少し離れた後ろの方でもいることが出来たらそこで参加することを認めたりといった配慮が必要でした。

触覚過敏で「シャワーが痛い」という子や風が冷たいと極度に泣いて寒がったりする子がいます。

どのぐらい痛いかということ、「針が刺さるぐらい」と言っていた子もいるそうです。

味覚についても偏食指導では、いも虫を「おいしいですよ。一口どうぞ」ということが起きている可能性が否定できないということです。

私たちも感覚というものについて理解を改めないといけないことがありそうです。

※発達支援の必要な子どもとのかかわり方については一般社団法人チャイルドフッド・ラボの藤原 里美氏の講演から

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