滝山ネイチャークラブが考える教育とは、体験重視で、環境を通して行うものです。
教室を飛び出して、子どもたちが見聞きし、触れる物、社会すべてが教育内容になるはずです。
自然の中ではそれは予測不可能。
そんな想定外の出来事を子どもたちと共感しながら楽しんで行きたいと思います。
もう一つ、子どもの行動も予想外。
想定外の出来事と予想外の反応を楽しむ余裕を持ちながら、子どもたちの安全を守りたいと思います。
広いところに連れて行き、情緒を安定させること。
自分で考えて工夫する、自由な遊びを基本とすること。
仲間と協働したり、時に対立したりといった経験から人と関わるということを学ぶということ。
相手との距離感とか、自分の言いたいことを言う技術って、教わるものじゃなくて、友だちとたくさん触れ合って、いろいろ試して、自分で獲得していく以外にいい答えは見つからないのではないでしょうか。
それらの体験が快の感情で、肯定的な体験でありたいと思います。
だから私たちは、子どもたちの遊びや行為を肯定的に捉え、彼らの近くで一緒に活動するのです。
午後は近くの公園で、遊具で遊ぶというので、
ひととおり全部やりつくしたようです。
身体を自由に動かすということ。
自分で考えて工夫すること。
そうした思考、捉え方、行動習慣を身に付けて欲しいと思います。
「でかいのは、さばいて、持って帰って、食べる!」
ということでしたが、持って帰る大きさには至らず、リリースしました。
来月も遊び尽くしていこうぜ。
小学生の体験活動、野外活動を通した安全な教育、何より子どもが外で自由に遊ぶ体験を子どもの権利として捉え、子どもたちの満足、保護者の皆様の安心と喜びに貢献したいと思います。
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭