運転手さんに、
「(こんな所で降りて)どこ行くの?」
と尋ねられ、「小田野中央公園です。」「ありがとうございました。」
ローカル路線ならではです。
子どもたちには人に対する感謝を伝えたいと思います。
子どもたちは地域の人たち、社会から見守られている、いつもお世話になっているということを知って欲しいのです。
誰に会っても挨拶。
バスの運転手さんにも挨拶。
「ありがとうございます。」ということが素直に言える人になって欲しいと思います。
さあ、広いところに来たら、駆け出さないわけにはいきません。
子どもは外に連れ出しましょう。
出来る限り広いところに連れ出しましょう。
ハイ、恒例のデンジャラスゾーンです。
配慮は「個別最適化」
一人一人に応じた配慮で子どもたちのアクセシビリティを保障します。
ハイ、川原に着いたら、向こう石を投げる人、こっち枝を切って釣り竿を作る人。
子どもの興味関心はそれぞれ。
一律に同じ活動なんて出来る訳がない。
活動内容も「個別最適化」
自然は子どもたち一人一人の興味関心に応えてくれます。
ハイ、釣れました!
「えっ!そんな簡単に釣れるの?」
釣り堀じゃないんだから、そんな簡単に釣れるわけがない。
子どもたちも思考錯誤、工夫して、何度もトライアンドエラーを繰り返し、釣れるようになります。
遊び(釣り)はそこがいい。
大人があれこれ言わなくても、子どもは遊びなら何度もくり返し、挑戦してみる。
エサだけ取られたり、針が引っかかっちゃうなんてしょっちゅう。
それでも夢中になって気が付くと1時近くまで遊び込んじゃう。
今の子どもは集中力がないとか、熱中するものがないなんて言われるかもしれないけど、子どもはいつでも全力投球。
何でも遊び込んで楽しむ心があれば、子どもは真剣に考えるし、そう簡単にあきらめない。
要は持っていき方。
大人の学習環境の捉え方、考え方次第で、どこでもそこが教室になる。
きれいな石を見つけたり、
ナイフでエサを細かく刻んだり、
針の外し方だって、興味ある子は真剣に話を聞くし、素直に学ぼうとする。
疲れたら、遊具でだって遊ぶし、
みんなで遊ぶことも勉強だ。
要は、ちゃんと子どもたちは育っているってことだ。
今日もおもしろかったね。
来月もとことん、遊び倒そうぜ。
これからの10年の教育は、「個別最適化」と「協働的な学び」がキーワードになってくるそうです。
私たちは野外での自由な遊びと人と関わる体験を通して、より良い子どもたちの教育を考えていきたいと思います。
来月もお待ちしています。
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭