火が燃えるのに必要な要素は何でしょう。
何があると燃えるのでしょうか。
案外、大人でも答えられないものです。
ここで大事なことは正確な情報、知識ではなく、実体験を伴って気づく、理解するということです。
この中に子どもたちがたくさん杉っぱを入れたらたちまち火は消えてしまいます。
でもその中に、「ふーっ」と優しく息を吹きかけることでまた炎が上がり、燃え始めます。
可燃物をたくさん入れることで酸素がなくなり、酸素を供給することでまた火が燃え始めるのです。
燃焼に必要な要素の一つ、酸素です。
消えかけた火が息を吹きかけることで盛り返す様を見て、子どもたちは驚くのです。
大事なことはこの体験です。
そして幼児教育的に大切なことは、必然性がある、学びの動機づけがあるということです。
教育は子どもの興味関心に寄り添い、子どもが学びたいという動機づけを高める方がはるかに学習効果が高いのです。
幼児期の子どもの関心は何か。
それは遊びです。
滝山ネイチャークラブの森のようちえんが、遊びを通して子どもたち自ら学ぶスタイルを採用しているのは、その方が学習効果が高いからなのです。
大人が一生懸命教え込もうとしても特に幼児に対しては大人も疲れるだけで良いことがありません。
遊びを通して子どもたちが楽しみながら学ぶシステムに変えることで大人も疲れない、子どもは楽しい、そして学習効果が高い。
一石三鳥というものです。
寒いからこそ暖かい火が恋しいというものです。
体験を通して実際に目の前で見て感じるからこそ、もっと知りたいという学ぶ喜びにつながるのです。
幼児期の体験学習を広めます。
遊びを通した楽しい学びを勧めます。
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡 正昭