自分で決めるという体験を

滝山ネイチャークラブの森のようちえんが何故楽しいのか。

それには理由があります。

そのいくつかの理由を抽出することで、子どもたちの「楽しい!」を再現することが出来ます。

そこで、保護者の方にも意識していただきたいのが「自分で決める」という体験です。

案外幼稚園や保育園でもこの体験が出来ていないように思います。

様々な工夫をして素晴らしい実践を行っていても、「ハイ、今日は〇〇遊びをしましょうね。」「ここで遊びましょう。」「これをして遊びましょう。」という提案や指示が多いのではないでしょうか。

確かに安全上の理由や管理上の責任の問題もあるかもしれません。

でもそれでは最も重視しなければならない教育的な効果と何より子どもたちの「楽しい!」が発揮されません。

どうしたら安全に行えるかは経験と技術で補うことが出来ます。

自分で決めるということは自己責任とは違います。

自分で決められるというのはうれしいのです。

もちろん子どもの発達に見合った環境や条件は必要です。

それらを見極めるのが私たちの専門性です。

その上でどれだけ子どもたちの選択を保障してあげられるかが私たちの「保育の質」だと考えています。

最初は小さな選択でもいいと思います。

「今日はどこで遊ぼうか」「何して遊ぼうか」「誰と遊ぼうか」

それを子どもに質問して決めさえるのではなく、子どもが自ら遊びたくなるような環境を用意だけして、後は少し待ってみてはいかがでしょう。

子どもには力があります。

自らたくましく生きていく力があります。

私たちは子どもたちが一歩踏み出していく勇気を見守り、遊び出していくことをよく観察していようと思います。

もちろん、子どもたちが遊び始めたら、子どもたちと一緒に遊びを盛り上げる良き理解者であり、サポーターであり、保育の主体者でありたいと思います。

保護者の皆様のご理解に心から感謝いたします。

自由で楽しい遊びを通した学びの体験が広がることを期待して、これからも発信し続けてまいります。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡 正昭

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