「後もう少し少なかったら」
おそらく全国の幼稚園・保育園、学童保育の先生、学校の先生方の悩みではないでしょうか。
子どもを見るのが嫌なのではないのです。
多過ぎるのです。
もう少し少なかったら、もっと丁寧に見てあげられるのに。
もう少し少なかったら、もっと関わってあげられるのに。
それを園長先生や施設長、学校長に訴えた所で、
「仕方ないんだよ」
と言われるのが関の山です。
社会制度の上に成り立っている以上、仕方がないことかもしれません。
「だったらその分、人件費を減らすか、自分で制度改革起こさせるような社会活動でもするか?」
そうなります。
ならばその仕組みを作ればいい。
人件費や採算、社会制度の話はまずは抜きにして、子どもにとって最適な集団規模はどうなんだろう?という発想からスタートしました。
1クラス45人や60人規模の保育園も見てきました。
20人以上の学童保育を担当したこともあります。
その経験の中で確実に言えることは・・、やはり現状は多過ぎるということです。
現場の多くの先生方も体感として、1割から2割、多いと感じるのが実態だと思います。
現状よりも、2割、せめて1割子どもが少なかったら随分変わるのです。
滝山ネイチャークラブは教育の理想を追求します。
もっといい保育がしたい。
その強い想いを実現するためには、20人や30人では多すぎます。
3歳から通える森のようちえんとしては10人を限度に設定しています。
9人か?11人ではダメなのか?といった細かいことはさて置き、やはり15人以上は多過ぎます。
子どもたちの安全と、質の高い体験の中身、子どもたちの心理に寄り添うためにも、10人程度が妥当なのではないかと考えます。
私たちは少人数制にこだわり、安全で、質の高い教育を目指します。