森のようちえんの子どもたちは実によく走ります。
追いかけたり、追いかけられたり、オニごっこが大好きです。
子どもは活発に自分の身体を動かしたいという欲求があります。
また、大好きな人と関わりたいという欲求があります。
その欲求を適切に満たすために、自由に走り回れる広い空間に誘い、一緒に身体を動かすことを楽しんでいきたいと思います。
子どもたちはごっこ遊びが大好きです。
自分のイメージで周りの物を見立てて遊ぶ見立て遊び。
お店屋さんやお母さんの役になりきって遊ぶ役割遊び。
想像する力、コミュニケーション、感情をコントロールする力など大人になるために必要な力を遊びを通して獲得することが出来る幼児期における最高の教育プログラムです。
それには子どもの遊びの世界を理解し、子どもの遊びの言語で話をしないと仲間に入れてもらえません。
子どもは私たち大人とは見えている世界が違うのです。
幸せや宝物があふれている世界で子どもたちは生きているのです。
子どもは変化を好みます。
それは人間の成長発達には刺激が必要だからです。
危険予知能力と危険回避能力は学習を通して高めることが出来ます。
いやむしろ、教えたりやらせたりしたのでは、本当の力にはなりません。
子どもの発達を超えた危険がないかよく見極め、体験を通して子どもが自ら学習する機会を保障したいと思います。
「楽しそう!」「やってみたい!」
遊びこそが子どもたちの内発的な動機付けに基づく体験学習です。
だからもっともっと「楽しい森のようちえん」を追求していきたいと思います。
森のようちえんは子どもたちのドラマです。
保護者の皆様には、自分の子ども時代を思い返す映画や音楽のような森のようちえんでありたいと思います。
ご一緒に楽しい森のようちえんをぜひお楽しみください。
週末森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡 正昭