能動的な体験に - 森のようちえん

川に着いたら荷物を置く場所を指示します。

日向ではなく、風通しのいい日陰の所、着替えたりお弁当を食べるのに十分なスペースのある所を伝えます。

夏のこの時期は「どこでもいいよ」ではなく、安全な場所を指示しましょう。

準備体操をしたり、ライフジャケットの着用の点検、水慣れの指示をします。

着替えたら「勝手に行っていいよ」ではいけません。

指示すべき時と内容があるのです。

川に入ったら子どもたちがどう遊び出していくか、環境に働きかけていく姿を見守るのです。

行こうかな？どうしようかな？

葛藤している体験も大事にしながら見守るべきところは見守る。

そんな働きかけの質が問われてきます。

指導すべきところで正しく指導しないと子どもを危険な目に合わせてしまいます。

見守るべきところで見守っててあげないと子どもたちの育ちが望めません。

安全な園はこの働きかけをきちんと区別しています。

いつも細かくとやかく言われると楽しくありません。

でも必要な場面で指導する力がないと事故や怪我が絶えません。

私たち保育者はその働きかけの精度を高めて安全で楽しい活動にしていきたいと思います。

この夏も楽しく、涼しい活動を楽しんできたいと思います。

森のようちえん体験会、サマースクールも受け付けています。

ぜひ遊びに来てください。

お待ちしています。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表　堀岡正昭