年齢、発達に応じた環境

滝山ネイチャークラブの森のようちえんでは、のこぎりも使います。

一部、ナイフや包丁を使うこともあります。

描きたい子がお絵描きをするためのクレヨンや画用紙も用意しています。

実は、ナイフやのこぎり、クレヨンも含めて、同列の環境と考えています。

子どもたちがやりたいということを実現するための道具なのです。

やりたい子には自由に扱えること

制限や許可なく使えるといいなと思っています。

この時に大事なことは、安全であること。

やりたいからと言って、何も言わないわけではありません。

その子の意欲や発達、能力などを見極めて、適切に指導することが必要だと思います。

のこぎりやナイフなどの刃物を扱う場合は、使い方を指導したり、扱い方を教えます。

能力や発達によっては禁止したり制限することもあります。

1歳の子がお兄ちゃんの姿を見て、やりたいと言っても刃物を使わせないのと同じです。

この時に大切なのが、頭ごなしに禁止するのではなく、その子の欲求の本質を見極め、代替え案を提案したり、安全にできるようにサポートすることだと思います。

(何か切ってみたいのかな?)と思ったら、「じゃあ、ハサミならどう?」

(意欲は高いけど、能力をはるかに超えた挑戦だな。)と思ったら、「ほりさんが切ってあげようか?」

など、適切に働きかけていくことが必要です。

主体性を尊重するというのは、何でもかんでも子どもの言うことを聞くということではなく、子どもがやりたいと言う意見を尊重してあげるということで、大人の意見を述べたり、適切に働きかけたりすることはしてあげてもいいのです。

子どもの安全を守るための働きかけの質が問われてくるのです。

日本で一番安全な森のようちえんを目指し、滝山ネイチャークラブでは保育者の働きかけの質を高めていきたいと思います。

その意味で、のこぎりを使うとか、刃物を使うといった目に見える活動よりも、地味だけど、子どもの発達や個性に応じた働きかけの方がよっぽど重要なのです。

これからは保育者の働きかけの中身、保育の質が問われてきます。

安全で子どもたちも満足する、自由で楽しい森のようちえんを目指します。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭

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