山の中がおもしろい季節になりました。
ここには子どもたちの欲求に応える素材が豊富にあります。
ワクワクする魅力にあふれた環境です。
子どもたちの「やりたい!」を受け止めてくれる環境です。
変化に富んだ環境を用意し、子どもの興味関心を観察し、子どもの発達や行動特性に合わせて対応する技術で、子どもの主体性を尊重した安全な活動を目指します。
どこまでが安全で、どこから危険か。
実は子ども一人一人によって異なります。
なぜなら、危険回避能力や危険予知能力は個人差があるからです。
一律に禁止・規制するのは簡単ですが、それでは子どもたちの主体性が伸びません。
子どもの主体性を伸ばしながら、安全を守るには、保育者自身も勇気が必要です。
観察技術を高め、子どもたち一人一人の個性や行動特性を理解するには、子どもたちとの信頼関係が重要です。
そして何より、子どもたち自身に育とうとする力があることをまずは信じて、子どもと一緒に楽しむことです。
森のようちえんでの自由な遊びを通して、人生を楽しむ心を習慣化することが出来たらどんなに素晴らしいことだろうと思います。
私たち大人も人生を楽しむ良きモデルでありたいものです。
子どもたちが外で自由に遊べる社会の実現を願っています。
滝山ネイチャークラブ
森のようちえん
代表 堀岡 正昭