ごっこ遊びを楽しむ

「捕まえろー」

「逃げろー」

この日は海賊船ごっこで盛り上がりました。

船のハンドルに見立てて操船しています。

子どもたちには見えるのでしょう。あの海の向こうが。

 

Guided play(子どもの興味関心に沿って)

大人の立てた計画やカリキュラムに子どもたちを当てはめるのではなく、子どもたちの興味関心に応じて、経験から学ぶ体験を構成します。

ごっこ遊びは、言葉でイメージを伝えたり、場を共有したりします。

保育者は一緒に遊ぶことで、遊びを肯定的に捉えているというメッセージになります。

一緒に遊んでくれる人の存在は安心となり、自己肯定感につながります。

時にイメージの違いでもめたりもしますが、これは言葉によるコミュニケーションのまたとない機会です。

子どもたちにとって必然性あるコミュニケーションです。

伝えずにはいられない想いがあります。

言葉の獲得が未熟な年少児には間に入って翻訳したり、代弁したりします。

ごっこ遊びは子どもにとって大いなる学習の機会となります。

だから、ごっこ遊びが始まったら、大事に見守り、時に盛り上げ、子どもたちの主体性を尊重しながら、子どもたち自身が獲得する学びの体験にしたいと働きかけていくのです。

夢中になって遊ぶ子どもたちの集中力と言うのはすばらしいものです。

午後は山の中にフィールドを移して、泥棒と警察に分かれてオニごっこです。

広い空間を自由に走り回ることが出来る最高の遊び場です。

変化に富んだ、子どもたちにとって魅力あるこの場所での遊びを大事にしていきます。

子どもたちが自由に遊ぶ体験、自分たちで遊びを創るごっこ遊びの体験、安心して遊べる安全な体験をお届けしていきたいと思います。

滝山ネイチャークラブ

森のようちえん

代表 堀岡 正昭

関連記事