目的は”道中を楽しむこと”
山頂はあくまでも到着目標。
子どもたちの学習内容は道中にこそあります。
大切なことは「楽しむこと」
だから寄り道にたっぷり時間をかけます。
「早く、早く」とか「急いで」なんて言いません。
幸せを見つける天才で
子どもたちは自然の中で不思議なものや興味あるものを見つけるのがとても上手です。
しゃがんで子どもの視点になってみると見えてくるのかもしれません。
こうした態度を習慣化させることで物事の多面性に気づき、多角的な物の見方を身につけて欲しいと思います。
幸せは足元にあって、見ようとしないと見えないのかもしれません。
どんな環境でも幸せを感じられる心があればその子は一生幸せかもしれません。
成果は数値化できない
見た目の変化や数値化できるもので評価しがちですが、幼児教育の成果は数値化できないものです。
きれいなものをきれいと感じる心や幸せや喜びを感じる心は数値化できないからです。
でもそれを育てる方法はあります。
実は体験がそれを育てるのではなく、人が心を育てるのです。
体験だけ与えても心は育ちません。
誰と体験するかがとても重要なのです。
仲間を意識する
人が大勢いるから人と関わる力が育つかというとそうではありません。
人とかかわる体験を通して自ら感じ、学ぶ経験をするから人と関わる力が育つのです。
出来る限り多様な年齢構成と相手を認識できる規模であることが重要です。
3歳から小学校低学年までの多様な関りと10人までの少人数で活動し(今年は6,7人とさらに少人数で開催しています。)、小さい子でも仲間として関心を持ち、お互いに関わる体験を通して学ぶ経験となるよう丁寧に見守っていきたいと思います。