「描きたい!」「描いてみたい!」そう思ったその時に
子どもに描かせようとしなくても、子どもが描きたいと思ったその時を逃さず拾い上げていきたいと思います。
「描きたい」と言ったり、描きたそうにしていたら、さり気なく画材を出してみたり、「やってみる?」と誘ってみます。
大人の計画に子どもを添わせるのではなく、子どもが描いてみたいと思ったその動機づけを基に活動を広げた方がはるかに楽しいのです。
子どもの反応は必ずしも大人の予想通りになるとは限りません。
リュックの中に忍ばせた画用紙や蜜蝋クレヨンの出番がないことも少なくありません。
それでもスタッフのリュックの中にはスケッチブックとクレヨンを常備してあります。
それは子どもの「描きたい!」という欲求を受け止めてあげたいという思いと、自由に描けるって楽しいねというスタッフ自身の喜びがあるからです。
滝山ネイチャークラブにとってクレヨンや画用紙は、葉っぱやドングリ、石やお花と同じ子どもたちにとって変化に富んだ刺激的な素材となります。
子どもたちにとっての「楽しい!」をもっともっと追求していきたいと思います。
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭