7月20日(土)

みんなで集まる体験、みんなを感じる体験

滝山ネイチャークラブの森のようちえんでは、みんなで集まる時間を設けるようにしています。

子どもたちの遊びの区切りを見計らい、声をかけて、みんなで集まり、そこにいる仲間を理解する時間にしたいと思います。

無理やり集めてもうまくいきません。

子どもたちの遊びの区切りを見極めないとうまくいきません。

遊びの集中度合いを見計らい、子どもたちに声を掛けます。

大勢いるから人と関われるようになるのではなく、人と関わるということを繰り返し体験するから出来るようになるのです。

また、人と関わるということが肯定的な感情として「もっと関わりたい」となるには、人への信頼感が欠かせません。

子ども同士の関わりを丁寧に見て、子ども同士の対立も含めて適切に働きかけて関係を調整し、「友だちっていいもんだ」という人への信頼、多面的な他者理解につながるといいなと思います。

 

自然体験と合わせて、「ごっこ遊び」の体験を!

雨が降ってくるからということもあるのですが、子どもたちが「タープ張って、おうちにしたい!」というので、みんなでタープを張りました。

タープを広げると「わぁーっ!」と歓声が広がり、「僕も手伝う!」とロープを引っ張ったり、タープを持ってくれたりしました。

誰もが思い出す、おうちごっこや秘密の遊び場。

自然体験と合わせて、そんなごっこ遊びの体験をしっかり経験させたいと思います。

何より、「楽しい!」ということが一番!

自分たちで創る空間は子どもにとって楽しい空間です。

ごっこ遊びと創る喜びを理解し  、ほんの少しのアウトドアのスキルがあれば子どもの遊びはますます豊かになります。

教育の目的は人格の完成にあります。

滝山ネイチャークラブの森のようちえんは、その目的達成のためにもっとも効果的な「遊び」を通して行います。

次代を担うこの子たちが力をつけて広い世界に羽ばたいていくことを心から願っています。

滝山ネイチャークラブ

森のようちえん

代表 堀岡 正昭

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