5月25日(土)NO.2

木の棒はなぜこれほどまでに子どもを惹きつけるのでしょう。

木の棒と言うのはそれだけで、素材であり、おもちゃであり、大切な宝物です。

教材の一つであり、幼稚園・保育園のブロックや絵本、折り紙と同じです。

自由に使えることに意義があるのです。

許可がないと使えないのでは自由な発想は望めません。

制限が多すぎると遊びが委縮してしまいます。

もちろん危ないこともあるのですが、何が危ないのか、なぜ危ないのか見極めて、子どもたちに注意します。

逆にそうでないときは禁止する必要がないのです。

むやみに制限しては子どもの権利を奪ってしまいます。

森のようちえんで注意しているのは、1.人に木の棒を向けない。2.振り回している人の側に寄らない。3.持って歩くときは木の棒を立てて持つ、ぐらいでしょうか。

危ない、危ないと言われることの多い木の棒ですが、おもしろい遊びに発展することも多いのです。

杉っぱでおそうじごっこが始まりました。

木の棒は自然の中の教材であり、子どもの遊びを豊かにしてくれる魅力ある宝物です。

滝山ネイチャークラブ

森のようちえん

代表 堀岡 正昭

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