「どうしてカマキリ死んじゃったんだろうね」
実は子どもたちの学びというのはそこかしこにあって、それを柔軟に学びにつなげられるかということが重要です。
「どうしてカマキリ死んじゃったんだろうね」
そんな問いが子どもたちから出て、それを一緒に考える。
答えは出なくてもいい。
正解は、事象を見つめ、そこから感じ、自分たちで考えてみるという行為そのものが答えだから。
大人はすぐに正しい答えを導きたがりますが、子どもが自分で推察する、考える、感じているということを見守ったらいいと思います。
自分たちで導き出した答えが正解でなくてもいい。
大人は子どもの思考を見守る。
考えることぐらい、自由でいい。
その時に必要なのは、肯定的な態度と働きかけです。
「こうしちゃだめ」「こうした方がいい」「こうしてあげれば」
果たして私たち大人は、子どもの行為を肯定的に捉え、肯定的に返してあげているだろうか。
私は子どもたちの行為を肯定的に捉え、子どもたちが今考えていること、感じていることを大事にしてやりたいと思います。
そして、考えることを習慣化する自ら思考する脳を育てるため、見守りたいと思います。
滝山ネイチャークラブ
堀岡正昭