森の教室(2025/10/18)ver.2

「どうしてカマキリ死んじゃったんだろうね」

実は子どもたちの学びというのはそこかしこにあって、それを柔軟に学びにつなげられるかということが重要です。

「どうしてカマキリ死んじゃったんだろうね」

そんな問いが子どもたちから出て、それを一緒に考える。

答えは出なくてもいい。

正解は、事象を見つめ、そこから感じ、自分たちで考えてみるという行為そのものが答えだから。

大人はすぐに正しい答えを導きたがりますが、子どもが自分で推察する、考える、感じているということを見守ったらいいと思います。

自分たちで導き出した答えが正解でなくてもいい。

大人は子どもの思考を見守る。

考えることぐらい、自由でいい。

その時に必要なのは、肯定的な態度と働きかけです。

「こうしちゃだめ」「こうした方がいい」「こうしてあげれば」

果たして私たち大人は、子どもの行為を肯定的に捉え、肯定的に返してあげているだろうか。

私は子どもたちの行為を肯定的に捉え、子どもたちが今考えていること、感じていることを大事にしてやりたいと思います。

そして、考えることを習慣化する自ら思考する脳を育てるため、見守りたいと思います。

滝山ネイチャークラブ

堀岡正昭