様々な関節の動きが期待できる体験
幼児期から学童期にかけて、子どもは体を動かすことによって、運動機能が高まります。
その際に、どのように体を動かすかということにフォーカスを当てると、様々な動きを通して、関節を柔軟に動かすことが重要です。
自然の中では、実に様々な動きが要求されます。
否応なしに様々な関節の動きが期待できます。
自然の中で、自由に身体を動かし、身体を作りましょう。
くり返し行うこと
東京学芸大の杉原教授らの研究において、反復練習、くり返し行うことが重要だということです。
一度の体験で身に付くことはなく、何度もくり返しくり返し行うことが習慣化につながり、効果が期待できるということです。
自然の中で、自由に何度でも何度でも、行えるように環境を整えましょう。
自ら行う能動的な体験
これらの活動(遊び)が自ら行う能動的な体験であることによって、効果は最大限に発揮されます。
他人から言われてやらされた経験(受動的体験)ではなく、子ども自ら能動的に取り組む活動、それを遊びと言います。
私たちは自然の中で、子どもたちが自ら行う能動的な体験としての遊びを重視し、子どもが本当に遊んでいるのか検証し、子ども自身が楽しみ、満足する活動であって欲しいと思います。
自然の中で、自由に遊ぶこと。
好きだから何度でも何度でも繰り返し行うから、どんどん上達します。
それは子どもにとって楽しい営みであり、楽しいからこそ内発的動機付けとなり、大人がやらせなくても、自分から取り組む活動でもあります。
自然の中で子どもを育てよう。
自由に遊び、何度でも何度でも繰り返し行うことを保障しよう。
変化に富んだ魅力的な自然環境は多様な動きを要求し、やってみたいという子どもの内発的動機付けを引き出します。
私たちはそんな環境に子どもたちを誘います。
滝山ネイチャークラブ
森の教室