2025年、春。
「森のようちえん」は「森の教室」と名前を変えます。
小学生になっても通える森のようちえんは、小学生も多くなって段々とその名称が合わなくなってきたというのが理由の一つです。
小学生になっても安心して通える活動にしたい。
「森の教室」という名前になるので、安心して来てください。
もう一つは、30年近く幼児期から学童期の子どもたちと関わり、子どもたちの心理を理解してきたからこそ学びの場にしたいという思いもあります。
みんなはただ遊んでいるだけじゃない。
自然の中で遊びを通して今学ぶべき大切なことをしっかり学んでいるんだ。
そのことをお父さんやお母さんたちだけじゃなく、周りの人たちにもみんなの体験の価値を伝えていきたいと思います。
みんなは遊びを通して、自分で考えるということ、仲間と相談するということ、工夫したり、困難なことに遭遇する度に、「どうやったら解決できるか」ということを探り、やってみるというとても重要な学びを経験しているんだ。
おそらく、今後小学校以降の教育においてもこの学習方法は注目されていくんだ。
なぜならこの方法は、かなり学習効果が高いんだ。
そりゃそうさ。
ほりさんや周りの大人に言われなくても、自分たちで「やってみよう!」と思って、どんどんやるから楽しいに決まっている。
自分たちでやることは楽しいんだ。
楽しいから、難しくても少々のことじゃあきらめないし、何度でも挑戦してみようとする。
上達しないわけがないんだ。
そのことは心理学や脳科学の先生なんかも保証済みだ。
つまりは、みんながやっている遊びを通した学びは大学の先生たちも推奨してるってことさ。
そんな君たちがやっていることがすばらしいってことを、ほりさんはみんなに伝えていきたいと思います。
だから、名前を変えて、「森のようちえん」の人たちだけじゃなく、いろんな人に君たちのすばらしさを伝えていくために名前を「森の教室」にしようと思います。
もちろん、これまでと活動は何も変わりません。
八王子高尾の自然の中で、自由に遊ぼう。
いつもの森のゆうえんち、森のこうえんでいっぱい遊ぼう。
それがどんなに大事なことか、みんなの勉強になっているかってことはほりさんが伝えていくから、みんなはそのまま変わらず遊べばいい。
保護者の皆様へ
子どもたちの内面が本当に変化しているのか。
体験の中身は本当に子どもたちが学習していると言えるのか。
そんな検証を重ねながら、将来必ずや立派な大人となり、活躍していることを楽しみにしています。
本当の学力を求める保護者の皆様へ
子ども時代、獲得させなければならない学力とは何か。
自分で考える力
思考する脳を育て、しなやかでたくましい身体を育てます。
「なんだろう?」「やってみたい!」「もっと見てみたい!」
好奇心旺盛に、社会に、環境に、自ら能動的に取り組んでいく主体性はもちろん、実際に行動していく力を育てます。
そして何より、人生の雨の日でさえも、笑顔で出かけていく「人生を楽しむ心」を徹底的に習慣化させます。
いつかは子どもは手を離れていくもの。
その時に、どんな困難が来ようとも、「うちの子なら大丈夫!」そんな頼もしい子どもに育つことを願い、精一杯サポートしてまいります。
安全管理については、これまで同様、業界最高水準の働きかけ、言葉がけを追求し、再現性ある対応・対策として、内外にも発信してまいります。
今後ともご支援を心よりお願い申し上げます。
滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭