すでに暦は12月ですが、まだまだ秋の自然が楽しめます。
今年は寒くなるのが早く、その後暖かい日が続いたからか紅葉が長く楽しめる気がします。
以前、白梅大学の汐見先生が、
「秋の紅葉を見た時に『きれいだね』という言葉を聞いて『あぁ、これがきれいということなんだな』と覚えていくんですね。」
ということをおっしゃっていました。
秋の紅葉がきれいだと感じるのは、「きれいだね」という言葉を聞いて学習していくということだと思います。
自然を見て美しいと感じる心を育てる。
その子が今感じていることを阻害するような言葉かけは不要ですが、大人も思わず、「きれい~」と出てしまう情動の発露としての言葉はやはり大切なように思います。
大人も自然を楽しむということがとても大事です。
その上で子どもが自然を体験するということと、誰とどんな体験をするかということが幼児教育においいてはとても重要なのです。
ですから、私たち大人がどんな言葉を使うか。
大人自身が主体的となって環境にどう働きかけているか。
それを子どもたちは見ています。
私たちは大人の振る舞いも含めて、子どもに経験させたいと思います。
この子たちが大きくなって大人になっても、自分たちの子どもたちに自然と「きれいだね」と出てくるような体験でありたいと思います。
まだまだ秋の自然を楽しめます。
近くの公園に、山に、自然を楽しみに行きませんか。
滝山ネイチャークラブ
森のようちえん
代表 堀岡 正昭