5月22日、森のようちえん

滝山ネイチャークラブはこれまで一貫して「人を育てる」ことを掲げてやってまいりました。

「人を育てる」には、その人が「育とう」「育ちたい」と思っていない限り、「育てる」ことは出来ません。

子どもたちは基本的に成長欲求があります。

「もっと大きくなりたい」と思っているのです。

だから、適切な環境を用意し、適切に働きかけていけば、子どもたちは育つのです。

子どもたちは多様な関わり、多様な環境の中で自ら働きかけ、学び、育つのです。

だから私たちは、いろいろな人と関わる体験を設定し、自然の中に誘い、遊び、学ぶ体験を大事にするのです。

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実は、これは大人にとっても同じことで、私たちも体験の中からしか身に付けることが出来ないのです。

みんな頭では分かっていても、出来るかどうか、身に付いているかどうかは別。

子どもと正しく関わるということも体験が必要なのです。

私は、日本中の保育者がやりがいを持って、正しく子どもと関わることが出来れば、子どもを取り巻く環境は大きく変わるものだと信じています。

それには「勇気」が必要です。困難にあえて挑戦する勇気、一歩踏み出す勇気、弱い自分に打ち勝つ勇気が必要です。

科学的な理論と経験が必要です。

私たちも「大きくなりたい」と願っています。

子どもと関わる大人自身が笑顔で、幸せの人生であり、子どもの成長をよりよくサポートしていける存在でありたいと願っています。

安全でより良い環境、そして対象に応じた丁寧な働きかけを目指し、いつまでも「学び」と「成長」の滝山ネイチャークラブでありたいと思います。

保護者のみなさまの深いご理解にいつも感謝しています。

本当にありがとうございます。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭

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