環境を通して行う教育
山に向かう途中、たまたま資源回収車が通りかかり、ダンボールや牛乳パック、雑紙などを回収していました。
危なくないように離れた所から、子どもたちとその様子を観察しました。
「ありがとうございます。」
「ああやって、ダンボールや牛乳パックなど集めて、きれいにしてくれているんだね。」
子どもたちはパッカー車の動きに興味津々でしたが、こうした機会を捉え、大切なことを伝えるチャンスです。
様々な仕事があり、そのおかげで社会が成り立っているという人に対する感謝の気持ち。
ゴミの分別と実際に働く人の姿を通し、ごみの出し方や環境に対する関心を育てる。
自然の中で行う教育と言っても、日常の社会と切り離すことは出来ません。
子どもたちは目の前で実際に体験しないとなかなかイメージすることが出来ません。
でも、実際に目にすると、実によく理解するものです。
私たちはそうした子どもたちの学びの機会を逃さず捉え、その場その時、必要な教育を行っていきたいと思います。
また、機会を捉え、交通安全、道路の渡り方も教えます。
左右を確認することはもちろん、カーブミラーの存在や役割、音を聞いてバイクや車の接近を知ることなど伝えています。
高尾のローカルな街だからこそ、子どもたちに大事なことをじっくりと伝えることが出来ます。
車の往来が激しい所では子どもたちも緊張し、騒音で肝心なことが伝えきれません。
普段自然体験で見ること、聴くことを通し五感を鍛えていることがこうした日常の場面でも生かして欲しいですね。
初沢山は道真公を祭る地でもあります。
「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春なわすれそ」
たくさんの梅の花が子どもたちを迎え入れます。
見下ろす体験は脳の発達を促すと言われます。
学問の神様にあやかり、聡明に育て、子どもたち。
さあ、今日は山頂に行こう!
ここは森のゆうえんち。
自由に遊べ、子どもたち。
蔓のロープは思ったよりも丈夫そうだ。
すべり台で遊んだり、
斜面の手すりを
蔓のロープで縛って、直しました。
「いつものボルダリングも行こ―よ」
子どもの発達や能力と心理状態を見極め、子どもたちの主体性を尊重しながら安全を守ります。
自然の中で体を動かす。
自分から能動的に遊ぶ。
八王子高尾の自然体験教室、森の教室は柔軟でしなやかな身体を作ります。
肯定的で能動的な体験を通し、自信と自己肯定感を育みます。
森の教室体験会随時行っています。

ぜひお越しください。
お待ちしています。