「釣れた!釣れた!」
カラスウリの実を拾い、梅の枝にぶら下げて、「釣りしよう!」ということになりました。
そんなもんで釣れるかい、などと言ってはいけません。
釣れるんです。笑
なんならエサも付いてなくてもいいんです。
みんなで引っ張っても釣り上げられないくらいの大物も釣れました。
子どもの声を肯定的に捉えよう
滝山ネイチャークラブでは、子どもへのファーストコンタクトは「肯定的に」を心掛けています。
「(カラスウリの実を)枝に付けて」と言われたら、「いいね!」
梅の木の枝を拾って持っていたら、「いいね!」
「危ないから」とか「今やるべきことは?」など、言いたくなる気持ちは分かります。
でも、最初のアクション、ファーストコンタクトはとにかく、「肯定的に」
そうすることで、子どもたちの自己肯定感を高め、自由な遊びを広げる雰囲気を形成します。
言うは易し、子どもの声に耳を傾けようとか、子どもの声を肯定的に捉えよう、と言っても実際にそう出来ているかというと怪しいものです。
自由な遊びを中心に子どもたちが自ら能動的に環境に働きかけ、子どもたち自ら獲得する学習方法にするには、子どもたち自身の「認められている感」がとても重要です。
実際のところは子どもたちに聞いてみる他ないのですが、私たちはこの「子どもの声を肯定的に捉える」ことに意識的でありたいと思っています。
実はこの遊び、お弁当を食べた後も続きます。
場所や形は少しずつ変えながらも、徹底した子どもたち自身の能動的な体験にしたいと思います。
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭