釣りは楽しい。
なぜマス釣りに連れていくのかと聞かれると、「自分が好きだから」ということが大きいのですが、釣りは「楽しい」からです。
子どもたちには「楽しい」体験をさせたい。
だから勉強でも何でも、その「楽しさ」を知っている人と体験するといい。
では、「楽しい」だけでいいのでしょうか。
「楽しい」とセットで「学び」がないといけないと思います。
子ども時代の学びとは知識を増やすことではなく、身体の感覚を養うことであったり、やる気(意欲)を育てることであったり、人に対する信頼感や物の捉え方といった生きる姿勢を身に付けることではないかと思うのです。
その意味では、釣った、さばいた、食べたという体験を通して、子どもたちが何を感じ、内面がどう変化したのかということが大事なのではないかと思うのです。
今回はマスのさばき方を指導して、実際にさばいてもらいました。
実際に触ってみる。
動いている心臓を見て感じる。
炭火焼のマスは骨まで全部食べちゃいました。(カリカリに焼いて醤油をジュっとやると本当においしいです!)
そんな実体験、感じる体験を大事にしたいと思います。
森のようちえんの活動を通して、安全の質を高めると同時に、教育的な効果を高めていきたいと日々振り返り、次への活動に活かしていきたいと思います。
滝山ネイチャークラブ
森のようちえん
代表 堀岡正昭