心を解放して自由に遊ぶ
まずは理屈抜きに、自然に出かけ心を解放して自由に遊ぶ体験をさせましょう。
開放的な空間はそれだけで情緒を安定させます。
規制の少ない環境は安心して遊びだせます。
子どものうちに自由に遊ぶ経験を習慣化させましょう。
遊びは子どもにとって主体的な行為です。
主体性を身に付けさせようと思ったら、自由な遊びを大事にすることです。
人と関わり、自然と関わる
実は人や自然との関わり方は経験しないとうまくいきません。
何度でも何度でも繰り返し経験して初めてうまく関わることが出来るようになります。
人や自然と関わるということはためらいや怯え、不安もあるかもしれません。
それでも勇気を持って関わろうとする一歩が必要です。
保護者の皆様にはぜひその後押しをお願いしたいのです。
誰でも最初は不安なもの。
それでも「楽しそう」「やってみよう」「行ってみたい」ほんのちょっとの好奇心があれば子どもはすぐに遊びだしていけます。
多様な生き物との出会い
出来る限り変化に富んだ、刺激と魅力ある環境を用意したいと思います。
子どもにとって内発的な動機付けになるからです。
やらされた課題は学習効果が低く、自ら内発的な動機付けに基づいて行った学習の方が明らかに高い成果がもたらされます。
子どもは環境を通して学びます。
この自然の生態系は子どもたちにとって生きた教材です。
知識と言う情報量を増やすことが重要なのではなく、この生きた教材を通した直接体験によって感じること、「もっと知りたい、見てみたい」という次への学習意欲につながることが重要なのです。
多面的に見て物事の本質を見抜く力を身に付ける
情報があふれる時代だからこそ、子どもたちには物事の本質を見抜く力を養って欲しいと思います。
自然の中での興味ある物をよく観察することで物事をしっかり見る習慣にして欲しいと思います。
覗いたり、ひっくり返したり、多面的に見ることで物事の多面性に気づき、自分が気が付かなかった物事の本質的な理解につなげて欲しいと思います。
「なんだろう?」
「すごーい!」
「うわー!」
驚きは物事の不思議さを知り、喜びへと変わります。
遊びを通して子どもたち自ら獲得します。
平和な社会の実現を
子どもたちはすぐに遊び出します。
子どもの世界では、「楽しい」ということ、「遊ぶ」ということ、お互いに「幸せ」であることが行動の価値基準になっているのかもしれません。
人は様々な意見を持ち、多様な社会に生きています。
相手のことを理解し、違いを受け止め、それぞれが大切にしている「幸せ」を考える機会にしたいと思います。
この自然と体験が100年後も続くことを願い、行動し、発信し続けてまいります。
滝山ネイチャークラブ
森のようちえん
代表 堀岡 正昭
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