危険は一律ではない

野外の危険を思ったときに、子どもの発達特性、行動特性と合わせて考えないといけません。

ヘビの危険と言っても、ヘビに咬まれる事故の圧倒的多数は小学生男児ということです。

これは小学生男児の行動特性を考えると理解できます。

ミツバチの危険は少ないと言っても乳幼児のハチに刺される種類の中では、実はミツバチが最も多いのです。

これも乳幼児の行動特性ならではと言えるかもしれません。

なぜ?と思ったら「野外の危険な動植物」の受講をお勧めします。

危険は誰にとっても一律ではなく、対象によって異なることもあります。

野外活動になれた子にとってはなんて事のない斜面でも、初めての子にとっては転倒の危険もあり、不適切ということもあります。

一般的な野外の危険と合わせて、対象となる子どもの発達理解、行動特性を理解しないことには現実的、具体的対策とはならないこともあります。

自然環境(フィールド)の理解、対象となる子ども理解、雨・風・雷などの自然気象の理解などを併せて考えて、安全な活動にしていきましょう。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭

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