代表コラム

観察ノウハウ

私たち保育者は、子どもが環境に働きかける様子を観察します。 その様子からその子が今どんな状況なのか、その子の行為の意味を推測し、適切な働きかけを判断します。 PDCAサイクルでは最初に計画がありますが、子どもとの関り方という点では、最初に観...
代表コラム

想像力を働かせ、子どもの命を守る

自分の子どもがよく喉に物を詰まらせる子どもでした。 上の娘も下の息子も割と子どもにはよくあることですが、たくさん口に入れ過ぎてむせることがありました。 苦しそうにうめいて下をうつむいて詰まらせた時は背中を叩いて出してやったことを記憶していま...
代表コラム

子どもと笑顔で関わるすべての保育者に

私の周りには幼稚園教諭や保育士といったいわゆる多くの保育者がいます。 その多くが「いい保育がしたい」と願っています。 日本全国のほとんどの保育者がそう思っているのではないでしょうか。 また、そのほとんどの人が「楽しく仕事がしたい」と思ってい...
代表コラム

防災の日に考える

本日9月1日は、NTTの災害用伝言ダイヤルの体験利用提供日です。 保護者の皆さまもぜひ体験していただき、災害時の安否確認を想定した訓練の機会としていただけたらと思います。 活動中に災害が起きた場合、子どもたちを安全な場所に誘導し、状況に応じ...
代表コラム

滝山ネイチャークラブの保育

運動能力から見た幼児の環境設定 滝山ネイチャークラブの森のようちえんでは自然環境を教育環境として設定していますが、それはなぜでしょう。 答えは、自然の方が高い教育効果が期待できるからです。 様々な知見から検証することは出来ると思いますが、こ...
代表コラム

関わる・広める・つながる

京都大学大学院の明和政子氏は、ヒトは、他者との「密・接触」を基本とする社会的環境のなかで生存、進化してきた生物であり、乳幼児期の脳の発達には、他者との身体接触という経験が不可欠であると言います。 今コロナ禍でオンラインでの視聴覚学習が注目さ...
代表コラム

見守る技術の高め方

子どもとの関わり方は、その時の子どもの心理状態やその場の状況で、上記の関りの中から選択して行動しています。 適切な関わりかどうかの判断を誤らないということが肝心ですが、その行為の精度を高めていくことが技術です。 子どもを見守るといったときに...
代表コラム

幼児のチアノーゼについて

8月19日(水)、この日八王子市内は35度近い気温でしたが、写真の環境下で水温20度、気温32度、快適に過ごしていました。 30度以下の気温で20度以下の水温での水遊びは幼児には不適切です。 水温が18度を下回ると大人でも長時間入水は困難で...
代表コラム

滝山ネイチャークラブの保育モデル

滝山ネイチャークラブの保育は環境と体験、保育者の役割を重視します。 保育者は理念に基づきその目的達成のために効果的な環境を設定し、体験を組み立てます。 子どもの心理と活動の盛り上がりに応じて働きかけを変え、より安全でより楽しい体験にしたいと...
代表コラム

理念と活動の間を埋めるもの

スタッフによく言われるのが、「ほりさんのやり方は、理念と言った目標設定だけで、やり方を示していない。」「方法は様々でいいと言うけど、考える視点や判断基準がないとどうやっていいか分からない」ということです。 滝山ネイチャークラブの理念 確かに...