雨の初沢山に行ってきました。
知っていました?山の中は雨が降らないってこと。
山の木々が雨を受け止めてくれます。
「ぱち ぱち ぱち」
葉っぱに落ちる雨の音が拍手で迎えてくれているようでした。
子どもたちを自然の中に連れ出すことの効用は様々あるけど、その最も大きな特徴の一つが、効用の責任は主体者に委ねているという点ではないかと思いました。
自然が何かしてくれるわけではない。
何かを自然に期待してもだめで、主体者となる我々が積極的に働きかけないことには始まらない。
自然は魅力にあふれているけれど、自分たちの心持ち次第というわけだ。
素直な気持ちで、楽しむ心を持って自然の中に出かければ、自然はそれに応えてくれる。
やはり問われているのは自分自身というわけだ。
そんなことを独り山の中を散策しながら考えた。
こんな自己内対話の経験を子どもたちにも。
自然の中で、心が育つ。思考が育つ。
そんな心が育つ、思考が育つ経験を大事にしよう。
滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭
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