なぜ私たちは子どもを自然にいざない保育するのでしょうか。
形だけ真似てもだめです。
「理念なき行動は凶器」と本田宗一郎は言ったそうですが、
「理念なき保育」も然り。
非常に危ういということです。
保育の目的は人格の完成、人間形成にあります。
平和で民主的な健康な人に育てるのです。
リーダーや経営者、園長にその理念のあるやなしや。
「お前の言っていることは理想論だ。」
何度言われたことでしょう。
しかし、理想なくして実践はあり得るのでしょうか。
私たちは理想に向かって突き進むエネルギーがあるからがんばれるのではないでしょうか。
そこから理想を取り除いてしまったら、何のために私たちは保育するのでしょうか。
理想とは理念であり、理念とは目的です。
保育する目的です。
現実の制約の中でその理想を実現するのが困難なら、私はその仕組みを創ります。
新しい仕組みです。
小規模の野外保育の仕組みです。
その目的は、より良い保育の実現と働く保育者のやりがいを獲得するためです。
自然の中が子どもの環境に良いのは誰もが認めます。
遊びが子どもに必要なことは子どもに関わる人なら誰でも知っています。
そして少人数の保育を現場の保育者なら誰もが求めています。
子どもの権利を謳う園は多くあります、保育者にも権利があります。
子どもファーストとか保護者ファースト、保育者ファーストといった視点ではなく、人間尊重の経営理念です。
一人ひとりが認め合い、尊重される人間尊重の保育哲学を基盤にした園運営を行っていくのが、滝山ネイチャークラブの森のようちえんです。
そんな保育哲学と保育実践を学ぶ場が大人のための体験講座「ソトアソビスクール」です。
滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡 正昭