浅瀬で、流れのゆるやかなフィールドを選ぶことが基本ですが、それでも流れが速い所は子どもの年齢発達や経験値によってはサポートが必要な場合があります。
「こっちから行こうね」
と流れがゆるやかなラインを伝えたり、足がすくわれないよう流れの速い方に立ってサポートするといいです。
大人も経験値が高まるとここは流れが速く足がすくわれるかも、逆にここは少し深いけど流れがゆるやかだから大丈夫、など見通しが持てるようになります。
川の場合、最終ディフェンシングラインを決めたら、そこから下流には決して子どもを行かせないことです。
「あっち(下流側)に行きたい。」と言っても「ここから上で遊ぼう」と促し、楽しい遊びに誘うのです。
よく、「深いところは危ない」と言いますが、深いということが危ないのではなく、深いところに行っているにも関わらず、子どもから目を離すことが危ないのです。
この場所は「行ってみたいけど、ちょっと怖いな。」と子どもたちの脳内で葛藤を促し、挑戦意欲をそそる魅力ある場所なのです。
その意味では成長が期待される場所なのです。
それでもうつぶせに倒れたら溺れます。
慌てた子どもはライフジャケットを着けていても溺れます。
一瞬も気が抜けない、目を離せない場所なのです。
それでも私たちはここで子どもたちの内面が変化し、年齢相応の成長が期待できるから挑戦を見守り、サポートしたいと思います。
ちゃんと見ていれば危なくない。
そんなフィールドを選び、子どもを安全に監視するスキルを身に付け、安全な水辺の活動につなげていきたいと思います。
当日の安全5つのポイント
5つのポイント
1.意識を向ける
子どもたちに背を向けない。子どもから目を離さない。経験値の高い先生、能力の高い先生は子どもたちを視界の中に入れる意識と行動が習慣化され、身に付いています。
後ろを向いたら刺される、そのぐらいの意識...
ポジショニング、ルックアップ・ルックアラウンド、フットワーク
これらのスキルを身に付け、チームで連携し、安全な水辺の活動にしていきましょう。