本屋に行くとよく分かる、この世にある膨大な知識の数々。
1つの分野でこんなにも。1つの書店だけでこの量です。本としては、もっともっとあるのでしょう。
文明社会を築き上げてきた本たち。これらの知識が子どもたちのより高度な文明社会につながっているのでしょう。
さて、
子どもが大人になるということ、その過程で学ぶ知識は色々あります。必要な知識も多々あるでしょう。
でも知識があれば十分という訳ではない。
知識が少なくても自立できる人もいれば、知識はあっても自立できない人もいます。
子育てのゴールが自立だとした時、
もちろん多くの知識を持っていると良い。でもそれで充分ではない。
精神的自立。これは知識だけには養えないのではないでしょうか。
さまざまな経験を通して、自分の心との折り合いをつけていく力。
精神的自立。これを養う方法を私はまだきれいにはまとめられません。
でも、だからこそ、意識して見ていきたい。
そんな風に思って、子供たちと関っています。
P.S. 子育てのゴールは自立と書きましたが、今の社会で一般的にそう言われているだけのものです。
今日読んだある本(汐見先生のインタビュー本)には、保育もある種の宗教であるという意見がありました。つまり保育の形も目指すところも、時代や社会が求めるものによって変わって然るべきものだということです。同時に、子育てのゴールについても、各家庭それぞれに目指すところがあるのだと思います。
このブログでは、あくまで私の目指す所を書いています。参考になれば幸いです。