子どもたちと自然の中で関わると、もちろんその日その場もおもしろいのだが、帰ってきてからもおもしろい。
八王子優良自然遊び・自然保育推進保育園での自然遊びの活動後、保育園に帰ってきてから一緒に給食を食べていると、もう話が止まらない。
「トロルの橋、すごかったね。」
「トロルいたら、どうしよう」
「棒で刺す!」
「木の棒、隠してきたもんね」
「イノシシを(差し)向ける!」
その都度、「いいね!」「すごかったね」と合いの手を入れるが、後で園長先生に聞くと、「私のテーブルも(話が)すごかったよ。」と盛り上がったらしい。
幼児の自然体験の特徴でもある。
自然観察や身体を動かす、感覚を刺激するとか、脳の発達を促すとか、いろいろ効用はあろうが、幼児の発達特性上、「お話の世界」とセットで体験すると、格段に面白いのである。
動植物や自然の生態系の理解も必要だが、子どもと云う存在の理解が欠かせないのである。
幼稚園や保育園の先生は、子どもを理解している人が多い。
子どものお話、空想の世界をくだらないことだとは考えていない。
「へぇー」とか「そうー」と相槌を打ち、一緒になって楽しむ先生が多い。
そうするとどうなるか。
子どもが信頼するのです。
「この人は俺たちのことを分かってる。」
子どもたちの言語、言葉を理解し、その言葉で話し、場を共有することが必要なのです。
遊びが盛り上がっている場には必ずそれを肯定的に捉える先生たちの存在があります。
見ていなければ分からない、子どもたちの豊かな遊びがそこにはあります。
そんな遊びの面白さ、子どもたちの面白さ、保育の面白さを広めたい。
保育ってもっとおもしろい。
子どもってもっとすばらしい。
面白かったね。
また行こうね。
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