アウトドアスクールは火も扱うので注意が必要です。
危なくないように、やけどをしないようにという注意もそうですが、火災の危険がもっとも重要です。
近くに可燃物を置かない、火の粉で化繊で出来た衣服に穴をあけないように注意します。
そのことと合わせて、炭や灰を埋めずに持ち帰るようにしています。
燃えた炭は水をかけても温度が下がらず、土に埋めても条件によってはまた発火し延焼することがあります。
後始末が大変重要になってきます。
残った炭はそのまま缶の中に入れてしっかり蓋をして消火します。
しばらくは熱いものの、軍手をしていれば触れないほどではありません。
帰る際にはうっかり子どもが触らないように注意します。
あまり宣伝することはありませんが、このキャプテンスタッグの焚き火缶はよく出来ていて、蓋の上で火を熾し、足つきの台の上に乗せれば地面も保護します。
2重構造になっていて中の筒はチムニースターターとして煙突効果を発揮して炭熾しにも使えます。
残った炭は缶の中に閉じ込めてしっかり蓋を閉めればそのまま持ち帰ることもできます。
これからの火遊びの常識として直火やぼうぼう燃え盛るキャンプファイヤーではなく、こうした環境と安全に配慮した焚き火がおすすめです。
安全で環境と子どもたちの興味関心に沿った火遊び、焚き火体験をこれからも発信していきたいと思います。
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
小学生のためのアウトドアスクール
代表 堀岡正昭