随所に子どもが自由に伸び伸びと過ごす時間をプログラムに組み込んでいます。
計画段階で、「ここ」という訳ではないのですが、「ここ」という場面を読み取り、「そこ」は思いっきり子どもたちが自由に、伸び伸びと身体を動かすということを保障し、大事にし、「見ているよ」と肯定的に捉えているということをメッセージとして感じ取ってもらうようにしています。
やっぱり、子どもたちのこのような姿は嬉しいし、子どもは素晴らしい、と実感します。
子どもたちの力が合わさって、一つになった時、大きな力となります。
自分たちで考えて、やってみようとする力。
自分たちのイメージを実現しようとする工夫や協力。
自分たちでやってみるおもしろさや仲間と協力する醍醐味を経験して欲しいと思います。
危ないなと思う場面もあるのですが、大人が見ている所でヒヤッとした経験は必ず力になる。
だから安心して、挑戦していい。
未知への領域に挑戦する経験を経て、それが自信となる。
さあ、今日はなかなか点かないぞ。
マッチでようやく点きました。
「あったけー」
午後は実験。
「竹筒に入れた水を沸かすことが出来るのか?」
それぞれ仮説を立てて
「お湯を沸かすことが出来る。」
「いや、竹に穴が開いて水がこぼれる。」
「お湯が沸いて沸騰する。」
「沸騰して、水が蒸発する。」
さあ、何でもやってみよう!
正解は・・。
ボコボコ沸騰して、違う竹コップに注いで恐る恐る指を入れたら、「熱っ!」ってなって、さらに火に掛けてたらさらにボコッボコッってなって、そのうち底が穴が開いて燃えちゃった!
「どうなる?」「どうなる!」「やってみようぜ!」「うわー、すっげー」
そんな子どもたちの盛り上がりを一緒に共有できるのは嬉しいものです。
小学生の活動は、学童期の心理を理解しないと出来ません。
危険を理解し、本当に危険な時には子どもたちを制止したり、止められる技術がないと安全は守れません。
そんな子どもたちの遊びを通した学びをお届けします。
子どもたちと「めっちゃ楽しー!おもしろかったー」を追求したいと思います。
八王子高尾で年間を通して行う、小学生のための自然体験活動。
自然を感じ、身体を動かす能動的な体験。
自分たちで考え、工夫し、やってみる習慣を身に付けます。
お申し込みはこちらからお願いします。


滝山ネイチャークラブ
堀岡正昭